平均は全ての事象を織り込むってなに?FX初心者に向けて徹底解説!
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平均は全ての事象を織り込むってなに?FX初心者に向けて徹底解説!
今回はダウ理論の6つある基本原則内の一つ
平均は全ての事象を織り込む
について解説していきたいと思います。
まずこのダウ理論についてですがチャールズダウという
米国の証券アナリストが提言した理論のことを言います。
なんとこの方100年以上も昔に提言をしたのですがそれが
現在でもしっかりと機能するといわれています。
このダウ理論の基本原則は
テクニカル分析の基礎中の基礎
とも言える世界中のトレーダーが意識している
といっても過言ではないほど重要視されています。
ですのでチャート上では比較的ダウ理論に
通じた動きを起こしやすかったりします。
とはいってもダウ理論は難しい文言で
説明されていますので初心者の方は理解不足
に陥ったままの状態になってしまう事も多々あります。
ですので今回分かりやすく噛み砕いて説明していければと思います。
平均は全ての事象を織り込むとは
まずこの平均というのは経済指標や自然災害、世界の需要と供給といったような
様々な事象は全て市場価格に織り込まれるという事を指しているといわれています。
要するにチャート(価格)の事だと思って頂ければ分かりやすいかと思います。
これを踏まえて少し言い方を変えると
チャートは全ての事象を織り込む
となります。
これはチャートには全ての出来事が既に織り込み済みで
あり結果チャートに反映されているという事になります。
経済指標や要人発言が発生したりすると相場が大きく動きます。
その影響もチャートに織り込み済みでチャートに現れているのです。
ローソク足一本一本に様々な要因が含まれているわけです。
ですのでチャートを紐解いていく事が出来れば
指標や発言に影響されたのであろうといった事も
想定する事も可能になります。
チャートを分析すれば世界情勢が見えてくる
ご相談を受けることがありそこでFX初心者の方が
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析どっちがいいですか?
と質問をもらう事がよくあります。
あくまでも私の持論ですが
テクニカル分析のみで十分
だと考えています。
これは先ほどのダウ理論の平均は全ての事象を織り込む
を考慮したうえでの結果になります。
もちろんファンダメンタルズ分析も重要ではありますが
テクニカル分析を極めていく事でどこの国の通貨が強いのか
反対にこの国の通貨は弱いといった情勢も見えてきます。
またテクニカル分析をしっかりと身に着ける事ができれば
どんな動きをするのかをある程度の未来予測を立てる事ができるのです。
まとめ
この基本原則はチャートをしっかりと分析することで
動きの予測は立てれるという意味になります。
証券アナリストを目指したいという方でなければ
ファンダメンタルズ分析を無理に行わなくても十分に
利益を生み出していく事は可能です。
勉強時間が取れない、混乱してしまうといったFX初心者は
まずテクニカル分析を極めていく事をおススメします!
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