FX 経済指標時はトレードすべきか？
経済指標ってなに？
本題に移る前に軽く経済指標について説明していきたいと思います。
経済指標とは発表される国の経済状況を表し数値化したものになります。
ですので数値が良ければ期待感が高まり、買われる傾向にあります。
一方で予想より数値が悪ければ失望感が高まり売られる傾向にあります。
こうした経済指標の発表は大きく為替を動かす要因となります。
経済指標発表時はトレードすべきか？
結論から申し上げますと
指標発表時はトレードすべきではない
という事です。
値動きが激しいため初心者のうちは
ついついトレードしてしまう気持ちはよく分かります。
私自身も当初よくハイレバで挑み酸いも甘いも経験しました・・・。
ではなぜトレードすべきではないのか？
不確定要素が多すぎる
まず第一に不確定要素が多すぎるのです。
指標発表時は事前に数値が予想されています。
その際予想と反した数値が出た際は大きく動く傾向があります。
要は
出たとこ勝負
となってしまう訳なのです。
不確定要素は排除してできるだけ優位性が大きく
取れるポイントを取っていくのが理想的です。
FXとは常に優位性があるポイントでトレードを繰り返す事で
利益を残していくのが勝てるトレーダーです。
参入してくるトレーダーが格上
仮にトレードする前提で考えていきます。
経済指標発表時はとにかく情報の早さがカギとなります。
不確定要素が多い中参入してくるトレーダーは
大抵初心者か格上の専業投資家及び機関投資家になります。
初心者は値動きが激しいからといってギャンブル的な考えで参入してきます。
格上のトレーダーとはまず情報の入手の仕方が並みではありません。
ネット回線が段違いに早かったり、複数人でのトレードや過去のデータを
研究し事前に見通しを立てたりしています。
以上の事を踏まえた上で
こういった方達に真っ向から挑んで勝てると思いますか？？
トレードするのであれば落ち着いた時間で
分かりやすい相場環境で流れについていくのが
一番ベストだと思います。
まとめ
テクニカルが全く通用しない場面も出てきますので
基本的に指標発表時はトレードはおすすめしません。
万が一ポジションを持っていた場合は、早めに決済してしまうか
両建てして様子見する等の対処も場合によってはアリだと思います。
ですが経済指標後の流れを読めるようになれば大きな値幅を
取れるチャンスですのでトレードをするのであれば
経済指標後
を推奨します。