FX 市場心理
FX 市場心理
為替市場では常に売買が繰り返されています。
取引に参入してくる投資家は非常に多種多様です。
その参入してくるのはロボットではなく人間です。
人間は必ず感情があり、そのまま取引にも影響されやすく
この事を市場心理と呼びます。
FXではこの市場心理を読み取る事ができれば
今後のトレードに大きく貢献する事ができるでしょう。
なぜチャートは動くのか
結局のところレンジでもトレンドでも当然の事ですが上か下かにしか動きません。
チャートの向こうには人がいます。
機械と戦っている訳ではなく
人対人の戦争がチャート上で起こっているのです。
買い手と売り手が常に戦い合っているのです。
買いたいと思う人が多ければ上昇します。
売りたいと思う人が多ければ下落します。
買い手と売り手の差があまりない場合はレンジに近いような形になります。
そしてどちらか一方が増え始めると徐々に動きが大きくなり
動きが出始めるとその動きに乗ろうとする投資家が多くなりトレンドが成長していきます。
例えば上昇トレンドの場合、トレンドができ始めると一旦利確しようとする人が出てきます。
そうすると押し目ができるのです。
しかしまだ持ち越す人、上昇を見込み買いに参入する人がいると押し目を作った後再度上昇していきます。
時には押し目を中々作らずに勢いよく上昇をしている時がありますがそれは買い手と売り手に大きな差が生まれているためです。
ですからこの場合は買いのポジションを持ち続ける人が多くなり、中々トレンドが終わらないのです。
ですが壁やキリ番など皆が意識しやすい場面だと、買い手の思惑が一致し利確の売りを一斉に入れ始めるため
そういった場面では下がりやすいんです。
こういう場面では一旦利確の押し目を作り始めると更に利確の売りが重なり、トレンドが反転しやすいのです。
よく初心者が飛び乗ってエントリーした直後下がって監視されているのではないかと疑心暗鬼になる方がよくいます。
それは勢いよく上昇した後、大衆は利確をし一旦押し目を作ります。
ですが初心者は勢いよく上昇をしたら乗り遅れたくない気持ちからエントリーしたがります。
これが初心者が
天井大底で負ける原因
になっているのです。
相手は人間です。
よってチャート上は戦場です。
素手で戦場に挑んでも無駄死にするだけです。
自分の武器を身に着け立ち向かえるだけの力をつけていきましょう!
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